川井昭夫「絵画の表皮・絵画の素地」
2011年6月4日(土)ー25日(土)

01/11 

私の「麻布ドゥローイング」は、生の麻キャンバスの表面をその地色に限りなく近い色で織るように筆で埋めたものです。またこれと平行して制作している「フォトペィンティング」は、転写された映像の表面を忠実に筆でなぞりながら油絵具の表面に置き換えたものです。私はこれら二つの異なるスタイルを持つ絵画を同時に制作し、時には併置して展示することもあるのです。このことは、痕跡にまつわる私なりの表現論によるものですが、今あえて対を成すものとしてこの二つの絵画の関係に、新たな意識を見いだそうとする試みのようです。

・・織は絵画の素地であり、イメージは絵画の抜け殻であると。 <作家コメント>

 
川井昭夫のサイト:
2009 クンストバウ|東京、東京 -表現が見えないように- 
2009 美濃加茂市民ミュージアム 
2006 ギャラリーヤマグチクンストバウ、大阪