japanese old color series, oil on cubic canvas   2007年5月12日(土)ー6月2日(日)


1960年大阪生まれ、大阪芸術大学卒業。
作家略歴

1980年半ばより北ノ吉彦は一貫してモノクローム絵画を制作し続けている。水戸アニュアル'95「絵画考ー器と物差し」、和歌山県立近代美術館での「熊野の音/熊野の色」での大作の展示に続き、「数寄者達展」での日本およびイギリス、ドイツ、フランス各地で作品を精力的に発表し続けています。今回はギャラリーヤマグチでの6年ぶりの個展になります。
彼の作品からはある意味でー絵画の新しいあり方ーという挑戦めいた態度が感じられる。1986年の信濃橋画廊では楕円球体の作品を彫刻のように床に展示、1999年の和歌山県立近代美術館では美術館の大きな円柱の柱に巻き付けるような作品を展示しました。(現在も展示中)
歴史の中で築き上げられた、また細分化されカテゴリーとして私たちの思考の中にインプットされてしまった絵画の枠組みの中で金縛りになるのではなく、絵を描き続ける行為の結果として現れてきた(絵を画く)絵画ではないでしょうか。絵画は平面的な物であり、決して立体的(今回の展示はキュービック状)なものではないという概念は、やはり彼の今回の展示には当てはまらないのでは・・・・
展示風景 展示風景
展示風景 無題ー蒲色(日本の古色シリーズ)
2007
18.5 x 18.5 x 18.5 cm
立体のキャンバスに油彩
 略歴
個展 1999年
個展 2007年
「数寄者達─琳派以後の方法 No6」第三章 2005年