児 玉 太 一


5作品 accumulation/ユポ紙にアクリル/イメージ860 x 600mm 用紙サイズ1094 x 788mm/2006年
Taichi Kodama
2006年10月21日(金)〜11月11日(土)

 一貫して堆積させる、重ねる行為からの制作を行ってまいりましたが、ここでは実体を持たない光に対しての関心を提示しております。
2006年3月のart in transitvol.9(the Palese Side Hotel京都)における展示では南向きの窓から自然光の入るホテルの一室という空間にあって、空間と作品との調和を考えガラスを支持体としました。これを契機として、作品が画面表面からの反射光によってなるのではなく、光が内在するすべてを透過してそのかたちがあらわれるのだとあらためて思いました。
 今展では、3mm厚のガラスと、紙を支持体とした、ぞれぞれの物理的な厚みの異なる素材を支持体としています。内包されたものがガラスという透明素材を得ることで本来、内在して私たちの目にはうつらないいくつもの表面が見えます。
光を透過し跳ね返ってくるガラスと、紙を支持体とした作品から、それぞれの厚みがもたらす光をとおして、あらたな「奥行き」が見える様に思われます。(作家コメント)

6作品 float ガラスにアクリル イメージ 515 x 360mm ガラス 720 x 515 x 3mm 2006年
float accumulation

1978 京都府出身
2003 京都精華大学大学院芸術研究科修了
2004 第19回ホルベインスカラシップ奨学者
個展
2002 VOICE GALLERY/京都
2003 Nomart Edition/大阪
2005 VOICE GALLERY/京都
2006 Gallery Yamaguchi Kunst-Bau/大阪
グループ展
2001 京展(京都市美術館’02’03京展賞)
2002 Mixture(海岸通ギャラリーCASO/大阪)
2004 Works on paper想画集3(VOICE GALLERY/京都)
版画の力(京都文化博物館)
Jahresgaben(NomartEdition/大阪)
2006 京都府美術工芸新鋭選抜展(京都文化博物館’07)
art in transit vol.9(the Palese Side Hotel/京都)
参考文献 島本浣 / 現代作家紹介 美術フォーラム第10号/醍醐書房
アクリラート別冊2006/ホルベイン工業株式会社発行
インタビュー / フリーペーパー"temiru01"/NPO法人 芸術活動推進プラン juno