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この展覧会はギャラリーヤマグチの企画にてCASO space Aにて開催いたしております。150号を中心に40号までを15点程の近作と小品を展示いたします。 薄茶色の素地キャンパスの上にUmber色が一見無造作に置かれた(描かれた)作品は70年代後半からユン・ヒョン−クンが一貫して表現している方法です。現在にいたるまで、その方法はキャンバスの質、素材としての油彩の質の違いはあるものの全く変わることなくそのスタイルで制作し続けています。尹亨根は自分の作品をまるで日常消費していく物と同じような存在であるというような意味のことを言及しています。しかしながら、見る人には作品からそれは感じることはなく、単純な表現からボリュームの豊かさを感じ不思議な感覚に陥る事を実感するでしょう。作家の手を、または思考を通ることにより一般的には何も表現していないように見える物も、深い考察の形跡を見せる作品に変貌します。初期にはパリ留学し、フランスのその当時の絵画理論に影響されたことはあったものの作家としてのアイデンティティは崩れることはなく、あくまでもオリジナリティーを追求しています。作品からは西洋の影響も感じられず、また、一見してアメリカの60年代を象徴するグリーンバーグ理論(最早死滅したも同然の)オールオーバーな絵画とも一線を画している。韓国(国の名前を出すことは読む人に何らかの意味を付けてしまうので適切ではないかも知れません)のというより尹亨根のコンセプトのもとで作品はミニマイズされ、豊饒な表現がうまれています。全ての欲が捨て去られた深い精神性を垣間見てください。 *この展覧会の作品は韓国大邸Sonje Museumの個展(2001年9月20日より開催)に巡回展示されます。 |
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展示風景 I |
展示風景 II |