|
<展覧会の主旨> 平面作品は特に表面の表情によって語られることが常でありますが、その表面の奥に秘められた作家の主張を探る作業をすることにあります。特にモノトーン、グリッドという単純な方法で作品を制作している作家にとって各自の理想とするアート感を主張する、すなわち見る人に解らせるのは大変困難な作業で制作するのは何故だろうという基本的なところに帰った展覧会です。 作品は物体として存在しますが、人がアートを感じるのはその作品を透し、作品の作り手である作家のアートを感じることです。決して双方のアートがイコールで成り立っているものではありませんが、見る人が想像(創造)する心地よい感覚と作品を作る人が創造するという無垢な関係でのある「接点」を感じることが、アートの社会的な存在だと確信しています。その「接点」は「感動」と呼ばれるものです。それ無しにはアートの存在理由はありません。言葉以前の問題として人間間に横たわっているのです。それをこの展覧会で是非体験ください。
|